IELTSを独学で準備するには、4技能の弱点を診断し、練習と見直しに時間を配分します。ただし、計画だけでは見つからない誤りがあります。Readingでは has had a significant impact on が分かるのに、エッセイでは makes a big influence on と書いてしまう、といった語法の問題です。正しいと思って書いた組み合わせは、解答集や読み返しだけでは気づきにくくなります。LetsWordsでは、一文やWritingの答案に対するフィードバックで、直す箇所と理由を確認できます。
今日始める二つのチェック
1. 登録不要の、約5分の語法チェック。 英語版のコロケーション一覧から、have an impactやraise awarenessを開きます。エッセイの話題について、その表現で一文を書いて確認します。誤り、修正、理由を読むと、見て分かるだけでなく、実際に正しく使えるかを確かめられます。
2. 支払い前に試せるWritingのフィードバック。
LetsWordsのIELTS Writingフィードバックを試す
目的とレベルに関する質問に答え、IELTS対策を選びます。その後、一つの評価基準の練習、または答案全体の4基準のフィードバックを試せます。解答集の正解だけでなく、実際に書いた文章の修正点を確認できます。形式と例は、LetsWordsのIELTS Writingで説明しています。
以下では、各技能の弱点の見つけ方、8〜12週間の配分、試験まで3〜4週間の場合の短期プラン、フィードバックの取り入れ方を紹介します。
試験形式:学習計画に関わること
| 技能 | 時間 | 内容 | 評価方法 |
|---|---|---|---|
| Listening | 約30分 | 4パート、40問。音声は各1回。英国、オーストラリア、ニュージーランド、北米などのアクセント | 正解1問につき1点。合計をバンドへ換算 |
| Reading | 60分 | 3セクション、40問。Academicは一般的な話題の書籍・雑誌・新聞などから、合計2,150〜2,750語。General Trainingは掲示、職場の文書、長文など | Listeningと同様に、正答数から換算 |
| Writing | 60分 | Task 1は最低150語、目安20分。Academicは図表、General Trainingは手紙。Task 2は最低250語のエッセイ、目安40分 | Task Achievement/Task Response、Coherence and Cohesion、Lexical Resource、Grammatical Range and Accuracy |
| Speaking | 11〜14分 | 試験官との3パートの会話。Part 2は準備1分、発話2分 | Fluency and Coherence、Lexical Resource、Grammatical Range and Accuracy、Pronunciation |
形式と基準は、ielts.orgのAcademicとGeneral Trainingの説明に基づきます。計画では、採点規則の次の三点が重要です。
- Overallは4技能の平均を、最も近い0.5刻みに丸めます。 6.25は6.5、6.125は6.0になります。Listening 6.5、Reading 6.5、Writing 5.5、Speaking 6なら、平均6.125でOverall 6.0です。Writingだけ6に上がると、Overallは6.5になります。一技能の0.5が、必要な差になることがあります。
- WritingではTask 2がTask 1の2倍の重みです。 エッセイの練習は、Writing全体への影響が大きくなります。
- ListeningとReadingでは、目標に必要な正答数の目安を確認できます。 ielts.orgによると、ListeningとAcademic ReadingのBand 7は平均で約30/40問、Band 6は約23問です。General Training Readingでは、それぞれ約35問、約30問が目安になります。正確な境界はテストによって異なります。
ステップ1:何が足を引っ張っているかを特定する
本番に近い条件で模試をする
まず、LetsWordsでWritingを確認できます。40分を計り、Task 2を書いて、4基準のフィードバックを受けます。設問への答え、論理、語彙、文法のどこが弱いかが分かり、修正対象を推測する必要が減ります。登録時の試用は、支払い前に利用できます。
次に、ほかの技能も本番に近い条件で試します。IELTS公式サンプル問題を使い、ListeningとReadingは停止や辞書なしで解いて、解答と照合します。Speakingはスマートフォンで録音します。Part 2は準備1分、発話2分です。Writingの指摘と合わせて、時間を多く割く技能を決めてください。
技能ごとの距離を確認する
各技能の結果と目標を書きます。必要なOverallへの丸めに届くまで、0.5刻みの上昇がいくつ必要かを計算します。どの技能でも0.5上がれば、平均は同じ0.125上がります。その一段階を改善しやすいところに時間を配分します。
技能の中では、誤りの種類と評価基準を見る
ListeningとReading。 間違いの数だけでなく、それぞれの原因を記録します。
| 起きたこと | 練習すること |
|---|---|
| 単語が分からない、設問の言い換えに気づかない | 見直した文章のコロケーションと言い換え |
| 内容は分かったが、綴りや指定語数を間違える | 綴り、語形、語数制限への対応 |
| Readingの3本目まで時間が足りない | 1本約20分を目安にした時間内の読解 |
| 音声で複数の答えを続けて逃す | 音声前に設問を読むことと、逃した後に次へ進むこと |
WritingとSpeakingは、基準ごとに評価されます。WritingとSpeakingの公開評価基準を読んでください。語数、設問の全項目への対応、段落の有無などは、ある程度確認できます。しかし、不自然な組み合わせは、正しいと思って書いたために見つけにくくなります。
そこで、別の視点からの確認が役立ちます。LetsWordsのIELTS Writingでは、Task 1またはTask 2の答案を4基準で確認できます。実際の表現を指し、遅れている基準を把握できます。基準ごとにすることは、4基準を分けて練習する方法で説明しています。
Speakingの録音は、メモを取りながら聞きます。語を探して文の途中で止まる箇所、同じ語の繰り返し、書くなら気づく文法ミス、2分前に終わるPart 2などを確認してください。間は、流暢さだけの問題ではありません。Band 7のSpeakingの記述では、文中のためらいを、適切な言語表現を取り出す難しさとも結びつけています。
ステップ2:8〜12週間の時間を配分する
独学の負荷の一例として、週8〜10時間を想定します。基本の一週間は次のように組めます。
| 分野 | 週の目安 | すること |
|---|---|---|
| 語彙 | 毎日15〜20分、約2時間 | 見直した文章・音声の語と、IELTSテーマ別語彙から週1テーマ。思い出す、一文を書く、フィードバックを読む、復習する |
| Listening | 45分を2回 | テストの1〜2パートを解き、スクリプトで再確認 |
| Reading | 60分を2回 | 1〜2本を時間内に読み、設問形式別に誤りを見直す |
| Writing | 45〜60分を2〜3回 | 時間を計ってTask 2またはTask 1を書き、指摘に基づいて修正し、弱い基準を練習 |
| Speaking | 20分を3回 | Part 1〜3を録音し、聞き直して詰まる箇所を練習 |
これは開始時の配分です。診断後は、目標との差が大きい技能へ時間を移します。Listeningがすでに7で、Writingが5.5なら、Listeningは週1回で維持し、Writingを3〜4回に増やす方法があります。
1〜2週目。 診断、すべての設問形式の確認、毎日の語彙練習を始めます。Task 2で扱いやすい教育、環境、技術などから取り組みます。Writingでは、Task 2を一つ書き、LetsWordsの指摘をもとに一度書き直します。
3〜8週目。 主な練習期間です。弱い技能と基準へ多くの時間を使います。2週間ごとに、一技能を通して時間内で解き、進み具合を確認します。語が出ない話題として、健康、仕事、都市と住宅、政府と社会、メディアと広告などを、テーマ一覧から加えます。Writingは、答案全体と、苦手な基準の短い練習を交互に行います。添削後の書き直しでは指摘の生かし方を、意見を述べるエッセイと折れ線グラフでは具体的な解答例を確認できます。
最後の2〜3週間。 本番に近い練習へ移します。週1回、できれば本番と同じ時間帯に模試を行います。新しい内容を減らして復習を増やし、Writingは時間を計って書きます。
8週間なら主な練習期間を短くし、12週間ならその期間を延ばします。最後の本番形式の期間を長くする必要はありません。
試験まで3〜4週間の場合
- 最初の2日で、診断用の模試を一度行う。
- 目標Overallまで必要な0.5刻みの上昇を計算し、改善しやすい一つか二つの技能に、時間の半分以上を使う。
- 規則による失点を減らす。ListeningとReadingの指定語数、Writingの150語と250語、Task 2の全要求への対応を確認する。
- 1日おきにWritingを行う。時間内で一問を書き、フィードバックに基づいて修正する。答案全体が重すぎる場合は、一基準の短い練習を使う。
- 長い一般単語リストより、Task 2やSpeaking Part 3で使う話題の語彙を優先する。テーマ別語彙で組み合わせと例を確認し、一つずつ文に使って確認する。
- 最初の週末と、最後の週の初めに、全体の模試を行う。
語彙は4技能の土台
ListeningとReadingでは、語を理解し、言い換えに気づく力が必要です。設問が本文を一語ずつ繰り返すことは少なく、同じ内容が別の言い方になります。Nation(2006)は、読解と聞き取りの理解に語彙の規模がどう関係するかを示しています。IELTS公式の記事も、Milton、Wade、Hopkins(2010)の研究を引用し、語彙知識と試験結果の関係を扱っています。
WritingとSpeakingでは、語を使う力が問われます。Lexical Resourceは、正確さと柔軟さを評価します。WritingのBand 7では、ある程度の柔軟性と精度を支える語彙に加え、文体とコロケーションへの理解が求められます。Speakingでは、言い換える力も関係します。
つまり、見て分かるだけでは足りません。Readingで次の文に出会ったとします。
Mass tourism has had a significant impact on local communities.
意味を理解し、設問には正解しました。2週間後、同じ話題のTask 2で次の文を書きます。
Tourism makes a big influence on local people.
influence は知っていても、組み合わせる動詞を推測して make を選んでいます。ここでは have an influence on または have an impact on を使います。エッセイで影響の重要さを示すなら、big より significant が合う場合があります。
Tourism has a significant impact on local communities.
Readingでは理解すればよいため、この誤りは見えません。WritingとSpeakingでは、語を思い出し、正しい動詞と前置詞を組み合わせる必要があります。観光の論点に使う表現は、観光・旅行のIELTS語彙にあります。
読んだ文章や音声から語を学ぶ方法
- テストを見直した後、本文やスクリプトから5〜8個の表現を選びます。珍しい単語だけでなく、have an impact on、raise awareness のような組み合わせを取り、出会った文も保存します。
- 翌日、見ずに意味から表現を思い出します。エッセイやSpeakingの話題で一文を書きます。
- 動詞、前置詞、語形を確認します。文に使って起きた誤りは、見れば分かるだけの語では分からなかった、練習すべき箇所を示します。
- 間隔を空けながら、表現へ戻ります。記憶から繰り返し取り出すことが、保持を助けます。KarpickeとRoediger(2008)
よくある誤りは、have an impact、raise awareness、affectとeffect、opportunityとpossibilityの無料問題でも確認できます。接続表現とグラフの語彙はIELTS Writingの語彙、日々の進め方は英単語の覚え方で説明しています。
家で難しくなるのは、3番目の確認です。書いた文をチェックする相手がいない場合があります。LetsWordsのIELTS語彙練習では、IELTS B1〜B2、C1〜C2、アカデミック表現のセットから始め、見直したテストの語を追加できます。復習では意味から英語を思い出し、一文を書きます。試験対策の目的に合わせた語法と文法の指摘、修正、理由を確認し、後日の間隔反復で再び使います。
一回の例を見てみましょう。「何かに影響を与える」という意味から have an impact on を思い出し、観光について書いたところ、次の形になりました。
Tourism has big impact to small towns.
フィードバックでは、この用法の impact に冠詞が必要なことと、前置詞が to ではなく on であることを確認します。a big impact と直せます。修正にはそれぞれ説明が付き、さらにエッセイで具体的にする別案もあります。
Tourism has a significant impact on small towns, both economically and culturally.
数日後に同じ表現が戻ったら、今度は別の話題で一文を書きます。
各技能ですることと、LetsWordsの役割
| 技能 | 基本の練習 | LetsWordsで補うこと |
|---|---|---|
| Listening | 時間内で解き、スクリプト付きで聞き直す。組み合わせと言い換えを記録 | スクリプトの表現を加え、思い出して使い、フィードバックを確認 |
| Reading | 1本約20分で読み、設問形式別に誤りを見直す | 言い換えやアカデミック表現をコレクションに入れ、使う練習へ移す |
| Writing | 時間内で書き、指摘後に修正する | Academic・General TrainingのTask 1・2、形式の解説、基準別の短い練習、答案全体の4基準のフィードバック |
| Speaking | Part 1〜3を録音して聞き、同じカードでPart 2をもう一度話す | 詰まった語を、想起と使用の練習へ加える |
語が出てこない話題から始めましょう。IELTSのテーマ別語彙で組み合わせを確認し、読むだけで終わらず、一文を書いてフィードバックを受けます。定期的な復習で再び語を使うと、試験の答案に入れる前に誤りを直す練習ができます。
計画を変えるタイミング
- 一技能が2回続けて目標に届いた。 週1回の維持練習へ移し、時間を遅れている技能へ回します。
- ListeningやReadingの誤りの原因が3週間変わらない。 テスト数より、練習内容を変えます。言い換えが分からないなら語彙、時間切れなら時間内の読解、語数制限なら規則への対応を練習します。
- Writingで同じ基準を3回続けて指摘された。 1週間は答案全体を減らし、その基準を短い文章で練習します。その後、全体の答案で確認します。
- Speakingで同じ話題に詰まる。 その語彙を日々の練習へ加え、リストを読むだけでなく、思い出して使います。
- 計画を続けても、模試の結果が1か月動かない。 診断へ戻り、取り組んでいる原因が合っているかを確認します。
- 2週続けて負荷をこなせない。 実際に取れる時間へ調整します。練習量を減らし、誤りへのフィードバックは残します。
見えていない誤りは、予定表だけでは直りません。LetsWordsで語を使い、Task 1・Task 2を書いて、何をなぜ直すかを確認してください。IELTSのフィードバック付き練習を試すと、目的とレベルに関する質問に答え、支払い前にフィードバックを確認できます。
