IELTS Writingの添削で多くの指摘を受けたのに、次のエッセイも同じような出来になる。問題は、指摘の数が足りないこととは限りません。最も影響の大きい問題を一つ選び、実際に書いた文章のどこが弱いのかを理解し、その箇所を書き直すことが大切です。LetsWordsのフィードバックでは、最初に取り組む箇所を示し、修正カードで次の下書きに向けた作業へつなげます。一つの段落を使って、その流れを見ていきます。
設問と最初の段落
LetsWordsの課題集にあるTask 2の設問です。
Some people believe that universities should replace most printed textbooks with digital learning materials. To what extent do you agree or disagree with this statement?
教材のデジタル化を支持し、本文に次の段落を書いたとします。
Digital materials are better for students because they are modern and useful. Students can use them every day. This helps them study well and makes education better. Therefore, universities should buy fewer printed textbooks.
立場は分かりますが、それを支える説明がありません。Modern、useful、better は「よい」と3回述べているだけで、理由を示していません。Students can use them every day(学生は毎日使える)という点は、紙の教科書にも当てはまります。そのため、「大学は紙の教科書の購入を減らすべきだ」という結論につながる根拠が不足しています。
LetsWordsのフィードバック例:影響の大きい問題から直す
まずTask Responseに取り組みます。 この段落の主な問題は、論拠が十分に展開されていないことです。賛成しているとは分かっても、デジタル教材がどのような学習上の必要に、よりよく応えるのかが見えません。理由を示すまでは、個々の単語を磨いても問題は解決しません。
修正カードでは、この指摘を段落の書き直しに必要な作業へ分けます。
- 教材をすぐに更新できることなど、利点を一つ選ぶ。
- どの科目で重要になり、学生にどのような利益があるか説明する。
- その利点について紙の教科書と比較する。
- 説明を設問に対する立場へ戻す。
研究や割合を作り上げる必要はありません。大学生活の具体例があれば、理由を十分に説明できます。
書き直した段落
Digital materials are particularly useful in subjects such as computer science, where course content can become outdated quickly. A lecturer can update an online chapter when a programming tool changes, so students work with current instructions instead of relying on an older printed edition. For these courses, replacing most textbooks with regularly updated digital resources would make the material more relevant to what students need to learn.
書き直した段落には、具体的な利点、その利点が重要になる分野、学生が得られる利益の説明があります。オンラインの章を更新する例によって、この場合にデジタル形式が有利な理由が伝わります。最後の文は、説明を設問へ結びつけています。
for these courses と限定することで、結論の範囲を、実際に根拠を示した科目に合わせています。教科書の置き換えをどこまで支持するかは、ほかの段落でも示す必要があります。序論で示した立場と本文の主張が食い違えば、接続表現を加えても解決しません。
単語の置き換えだけでは直らない理由
useful を beneficial、better を superior に変えれば、語彙は変わります。しかし、根拠の不足はそのままです。2文目の前に moreover を加えても、理由が増えるわけではありません。内容が問題なら、内容を直す必要があります。
そのため、LetsWordsのフィードバックは優先順位を示します。文章の該当箇所を指し、弱い理由を説明し、修正の手順を提示します。答案全体を一度に作り直し、細かな誤りをすべて同時に追う必要はありません。
修正を確認し、別の内容で使ってみる
書き直した後は、次の4点を確認してください。
- 単に「よい」と評価するだけでなく、理由を示しているか。
- 例は、その理由を具体的に支えているか。
- 結論の範囲が、実際に説明した内容を超えていないか。
- 段落の立場が、序論と結論に一致しているか。
次に、学外から教材へアクセスできることなど、別の利点を説明します。完成した段落を写さず、新たに説明を組み立ててください。そうすると、書き方が身についているか確かめられます。
LetsWordsには、このための短い文章を使ったTask Responseの練習があります。毎回エッセイ全体を書き直さなくても、論拠を展開する練習ができ、その後で答案全体へ戻れます。表現が出てこない場合は、必要な語を文の中で使い、フィードバックと間隔反復で練習できます。各評価基準を分けて練習する方法は、4つの評価基準の解説を参照してください。
どこから始めるか
添削結果を読むだけで終わらせず、次の答案に生かすための書き直しへ進みましょう。LetsWordsに答案を提出すると、取り組み始める箇所、その部分が弱い理由、次の下書きに向けた手順を確認できます。すでにエッセイがある場合は、そのフィードバックから始められます。登録時に目的とレベルに関する質問に答えると、練習が提案されます。支払い前にフィードバックを試せます。
LetsWordsでIELTS Writingを練習し、指摘を次の答案にも生かせる書き直しにつなげましょう。
