IELTS Academic Task 1の円グラフは、全体がどのような部分に分けられるかを示します。正確に説明するには、最初にその全体が何かを確認します。予算、人口、生産量など、対象はさまざまです。同じ50%でも、金額の半分、人数の半分、販売商品の半分では意味が違います。
ここには、類義語への置き換えでは直らない誤りがあります。支出のグラフを学生の人数として説明すると、文が滑らかでもデータを誤って伝えてしまいます。
LetsWordsには円グラフの課題、評価基準別練習、Task 1の答案全体へのフィードバックがあります。文法が正しくても、どこでデータの意味が変わったかを確認できます。以下の例では、一人の学生の支出が、学生の人数へ変わっています。
円グラフは何を測っているか
タイトル、各部分のラベル、期間を読みます。色は部分と凡例を対応させますが、それだけで測定対象が分かるわけではありません。円が複数ある場合は、それぞれの100%が異なる合計を表していることもあります。
この例の円は、一人の学生の月間支出を示しています。学生を種類別に分けたものでも、異なる年を比べたものでもありません。
答案全体は、IELTS Academic Writingの公式形式に従って書きます。
この円が表すのは、一人の学生の支出
| Category | Share of monthly spending |
|---|---|
| Rent | 50% |
| Food | 30% |
| Other | 20% |
合計は100%です。家賃が半分、食費が10分の3、その他が5分の1を占めます。支出の合計金額は示されていません。
したがって割合は比較できますが、家賃の正確な額は述べられません。住宅費が500だと書くには、支出総額が必要です。このグラフには、その情報がありません。
「Half of the students」:フィードバックで確認する誤り
Half of the students spent money on rent.
LetsWordsのフィードバック:Task Achievement。 全体を誤って特定しています。Half of the students は人数の割合です。ここで100%が示すのは、一人の月間支出です。割合を金額ではなく人に結びつけています。家賃の比率は保ち、half of の後にある対象を直しましょう。
student、rent、half はすべて文脈に関係する語なので、このずれは見逃しやすくなります。問題は、語のつなぎ方によって別の量を表していることです。
修正前に、「何の半分か」と確認します。ここでは月間支出の半分です。英語でも、その対象を保つ必要があります。
修正文:
Rent accounted for half of the student’s monthly spending.
今度は half が支出を指し、rent が費目を示しています。Accounted for で、その費目が全体に占める割合を表しています。
パーセントでも、同じ内容を示せます。
Rent accounted for 50% of the student’s monthly spending.
両方とも図に合っています。全体が同じなら、half と 50% の選択でデータは変わりません。学生の半分にすると、内容そのものが変わります。
account forの無料一文チェックを試してください。部分と全体を明示すると、割合が正しい名詞につながっているかを確認できます。
答案にどのようなフィードバックが得られるか試してみてください。
50%をmajorityと呼べるか
不正確な表現: Rent accounted for the majority of spending.
正確な表現: Rent accounted for half of the student’s spending.
The majority は通常、半分を超えることを意味します。家賃はちょうど50%なので、half のほうが正確です。
The largest share と書くこともできます。50%は、ほかの各費目より大きいからです。最大の割合と過半数は同じではありません。円グラフの最大項目が、全体の半分未満ということもあります。
他の各部分と比べているのか、全体と比べているのか、比較の基準を確認してください。それによって適切な表現が変わります。
30%と20%:差はどれだけか
不正確な表現: The share spent on food was 10% higher than the share for other expenses.
明確な表現: The share spent on food was 10 percentage points higher than the share for other expenses.
食費は30%、その他は20%なので、差は10パーセントポイントです。一方、相対的に比べると、30は20より50%大きい値です。二つの計算は、異なる問いに答えています。
比較を助ける場合を除き、相対的な計算でTask 1を複雑にする必要はありません。二つの割合を示すか、パーセントポイントで差を述べれば十分です。
この比較に rose や increased は使いません。同じ期間内の二つの費目を比較しており、一つの値が時間とともに変化しているわけではないからです。
50%だけでは家賃の額が分からない理由
根拠のない文: The student spent 500 dollars on rent.
根拠のある文: Half of the student’s monthly spending went on rent.
50%から金額を計算するには、支出総額が必要です。グラフには示されていません。500が現実的に見えても、追加した情報であることは変わりません。
関連する誤りとして、総額が異なる二つの円グラフで、割合だけから金額を比較することがあります。小さい合計の中で割合が大きくても、金額が多いとは限りません。この例は円が一つなので、その比較自体が不要です。
正確な説明とは、日常の予想で空白を埋めず、与えられたデータを伝えることです。
比較を読みやすくする
全体が分かったら、rent is 50%, whereas food is 30% という簡単な比較を選べます。Whereas なら、同じ全体の二つの割合をつなげられます。
課題にない原因を加えないでください。Due to high rents では、家賃の高さが割合の理由だと説明していますが、図に原因はありません。due toの無料チェックでは、原因が分かっている場面を使って練習できます。
spending を、関係しそうな名詞へ次々と置き換える必要もありません。Cost、budget、income、expenses は、まったく同じ意味ではありません。表現に変化を付けるために、収入を支出に変えることはできず、予算にはまだ使っていない金額が含まれる場合もあります。グラフのタイトルが示す意味を保ちましょう。
次の課題で練習すること
別の円グラフでも、最初の確認は同じです。100%は何を表し、各数字は何を説明しているか。費目、期間、割合が変わるため、設問を読まずに完成した文をそのまま使うことはできません。
折れ線グラフの解答例では、観察を答案全体でどうつなぐかを確認できます。割合については、部分と全体を正確に示す練習をしましょう。
LetsWordsのIELTS Writing Task 1では、別のグラフで答案を書き、割合の対象、数値に合う比較、根拠のない追加情報についてフィードバックを確認できます。提出前には解説とチェックリストがあり、一つの基準から始めて答案全体へ進めます。
まだ学習していないグラフの説明を正確に書けるか確かめるには、LetsWordsを選んでください。この例で割合の誤りを理解したら、次は初めて見る図で自力で判断し、その結果を確かめます。LetsWordsで対策を始めると、目的とレベルを選び、支払い前にフィードバックを試せます。
