IELTS Academic Task 1の表では、重要な特徴を選び、データで支えて説明します。各セルを順番に写すだけでは、数字は正しくても主な変化が見えにくくなります。まず、ほかの項目と大きく違うものや、順位が変わったものを探してください。
この例では、ある都市の通勤時間が、最初は最短だったのに、最後には最長になっています。六つの数字を並べるだけでは、その逆転が埋もれます。一つのつながった観察として述べると、読み手に伝わります。
LetsWordsには表の課題、Task 1の評価基準別練習、答案全体へのフィードバックがあります。数値の一覧で消えた比較や、表現が数値と合わなくなった箇所を確認できます。
表を比較する前に読むこと
行、列、単位を確認します。40という値は、分、割合、千人単位の人数など、異なる量を示すことがあります。計算が正しくても、単位を失った説明は正確になりません。
一つの期間か、複数の期間かも確認します。二つの年があれば、その間の変化を述べられます。ただし、中間の値がなければ、どのような経過で変わったかは分かりません。
一般的な要件は、IELTS Academic Writingの形式で確認できます。
三つの都市、二つの年、順位の逆転
表は三都市の平均通勤時間を示しています。単位はすべて分です。
| City | 2015 | 2025 |
|---|---|---|
| Alder | 25 | 40 |
| Brook | 35 | 38 |
| Cedar | 30 | 32 |
どの都市でも時間は長くなりました。ただし変化の大きさは異なり、Alderは15分、Brookは3分、Cedarは2分の増加です。Alderは、最小の値から最大の値へ移っています。
この観察は、変化量と最終的な順位という二つの面を結びつけます。意味のある説明に、珍しい語は必要ありません。正確な関係を選ぶことのほうが重要です。
六つの数値の一覧で抜けること
In 2015, the figures were 25, 35 and 30 minutes. In 2025, they were 40, 38 and 32 minutes.
LetsWordsのフィードバック。 Task Achievementでは、Alderの平均通勤時間が最短から最長になったという中心的な比較が抜けています。また、数値と都市が結びついていないため、文章のつながりも弱くなっています。別の一覧を追加するのではなく、Alderの変化を強調し、最初と最後の値で支えましょう。
各数字に都市名を付ければ、読みやすくはなります。しかし、重要な変化を強調していないという中心的な問題は残ります。関係を説明する一文にするほうが役立ちます。
修正後:
Alder experienced the largest increase in commuting time, from 25 to 40 minutes, and had the longest average commute by 2025.
最大の増加と、Alderの最終的な位置が示されました。数値は単独で並ぶのではなく、観察を支えています。
都市を特定すること、そして、その変化が重要な理由を述べること。この二つの選択が、文を成り立たせています。
Largest は増加の大きさ、longest は移動時間の長さを表します。機械的に類義語へ置き換えるより、こうした精度が役立ちます。
答案にどのようなフィードバックが得られるか試してみてください。
大きな値と、大きな増加は違う
誤り: Brook recorded the largest increase because it had the highest figure in 2015.
正しい形: The average commute in Alder increased by 15 minutes, the largest rise among the three cities.
Brookは、最初の値が35分で最大でした。しかし、変化は初期値の大きさではなく、二時点の差で測ります。
Alderの差は40 − 25 = 15、Brookの差は38 − 35 = 3です。最も大きな初期値と、最も大きな増加は、別の都市にあります。
highest と increase の文法が正しくても、この誤りは残ります。初期値、最終値、変化量のどれを比べているかを、先に決めてください。
前置詞一つで、25分余分に増える
誤り: Commuting time in Alder rose by 40 minutes.
正しい形: Commuting time in Alder rose to 40 minutes.
To 40 は到達した値、by 15 は増加した量を示します。そのため、rose by 15 minutes も正しい表現です。
by 40 のままでは、40分増えたという意味になります。最初の25分に加えると65分ですが、表の最終値は40分です。前置詞一つで、データに25分を加えてしまっています。
riseとraiseの無料チェックで、増減の動詞を練習できます。正しい動詞を使うだけでは、数値の主張も正しくなるとは限りません。前置詞にも注意してください。
二つの列だけでは分からないこと
根拠のない文: Commuting time in Alder rose steadily throughout the decade.
根拠のある文: Commuting time in Alder increased between 2015 and 2025.
表が示すのは最初と最後だけです。一定のペースで増えたのか、ある年に急増したのか、最初は減ったのかは分かりません。Steadily は、見えていない経過を加えています。
同じ理由で、追加情報なしに原因を述べることも避けます。増加を説明できそうな状況はいくつかあっても、表はその原因を特定していません。
中立的な increased between… なら、分かっている内容を保てます。正確な文は、語彙を見せようとして最初に選んだ文より、簡単になることがあります。
長い数字の列にせず、比較を明確にする
都市と単位を明らかにしたら、最終値や変化量を短く比べられます。一文に数字を詰めすぎて、関係が見えなくならないようにしてください。
何を比べるかが明確なら、Compared with Brook が役立ちます。Alder was higher than Brook では省略しすぎです。高いのは都市そのものではなく、通勤時間だからです。the figure、commuting time など、適した測定対象を示します。
compared toでは、比較の一文を無料で確認できます。測定対象を一つに保ち、二つのグループを明示しましょう。比較の対象が消えていないかを確認しやすくなります。
別の表で同じ技能を使う
次の課題で目立つ関係は、近い値、逆方向の変化、同じ年の項目間の違いなど、別のものかもしれません。Alderについての文を覚えるのではなく、具体的なデータに観察を結びつける習慣を残してください。
答案全体の例は、折れ線グラフの解説で確認できます。課題の規模は分かりますが、新しい表では、そのデータにとって重要な関係を改めて選ぶ必要があります。
LetsWordsのIELTS Writing Task 1で表を選び、説明を書いてください。Task Achievementに絞ることも、答案全体を提出して4基準のフィードバックを確認することもできます。書く前には解説とチェックリストがあり、提出後には見落とした観察と修正する表現を確認できます。
初めて見る表で、主な特徴を選ぶ練習を続けましょう。LetsWordsでは、観察内容とその英語表現の両方を確認できます。対策を始めると、目的とレベルを選び、支払い前にフィードバックを試せます。
