LetsWords

記事

IELTS Band 7の語彙:難しい単語より先に直す使い方

Band 7専用の公式単語リストはありません。長い語への置き換えで、かえって主張が不正確になることも。effectやsignificantの修正例から、評価される語彙の使い方を確認します。

IELTSのBand 7に必要な語彙は、難しそうな単語だけを集めた特別なリストではありません。重要なのは、十分な幅、正確な意味、場面に合う文体、自然な語の組み合わせです。難しい語の訳を知っていても、使い方によっては、なじみのある表現より分かりにくくなり、読み手が意味を推測しなければならなくなります。

IELTS Writingの公開評価基準では、Band 7のLexical Resourceについて、柔軟さと正確さ、比較的使用頻度の低い語彙の使用、文体やコロケーションへの理解を示しています。少数の誤りがあっても、全体の明確さは保たれます。評価されるのは答案全体での語彙の使い方であり、必須単語リストを暗記したかどうかではありません。

LetsWordsでは、学習中の語で一文を書き、修正と説明を確認し、復習で再び使います。以下の例で、Band 7を目指す練習に必要な区別を見ていきましょう。

Band 7を目指すとき、何を変えるか

目的 表面的な取り組み 練習すること
答案を正確にする 短い語を長い語に置き換える 意図する意味に合う語を選ぶ
語彙の幅を広げる 類義語を並べて覚える 意味と構文の違いを区別する
アカデミックな文体にする 大げさな導入表現を加える 場面に合う文体を保つ
繰り返しを避ける 同じ名詞をすべて置き換える 対象を変えずに言い換える
コロケーションを使う 語を一つずつ訳して組み合わせる 自然な英語の組み合わせを覚える

たとえば an adverse effect は、一般的な a bad effect より役立つ場合があります。しかし、その後にどの前置詞を使うか分からなければ、新しい語を加えたことで、誤る箇所が増えることもあります。構文を理解したうえで、選べる表現を広げましょう。

簡単な語しか使わない、という意味ではありません。新しい意味、組み合わせ、語形を、目的に応じて使えるまで学ぶことで、表現の幅が広がります。

Band 7対策で練習したい組み合わせ

公式のBand 7単語リストはありません。ただしTask 1とTask 2では、原因と結果を示す、変化を報告する、比較する、解決策を提案する、確実性を表すといった働きが繰り返し必要になります。正確な組み合わせを学ぶと、cause、big、I think 以外にも選択肢が増えます。

表したい内容 組み合わせ 例文
原因 stem from Many traffic problems stem from poor urban planning.
結果を生む一因 contribute to Long working hours contribute to stress.
有害な影響 have a detrimental effect on Constant noise can have a detrimental effect on sleep.
目立った変化 a marked increase in There was a marked increase in online sales.
比較 considerably higher than Rents in the capital are considerably higher than in rural areas.
問題への対処 tackle the problem of Governments need to tackle the problem of youth unemployment.
負担の軽減 ease the pressure on Remote work could ease the pressure on public transport.
控えめな結論 there is little evidence that There is little evidence that the ban reduced crime.

それぞれに文法があります。stem from に対して contribute to、an increase in sales に対して an increase of 20% です。表を覚えるだけでは、練習の一部しか終わりません。答案で大切なのは、新しい内容を正確に表すために使えるかどうかです。一つ選び、エッセイの話題について一文を書いて確認してください。

例1:意味は伝わるが、動詞の組み合わせが違う

修正前: The new timetable made a positive effect on attendance.
修正後: The new timetable had a positive effect on attendance.

LetsWordsのフィードバックで確認すること。 内容は理解できますが、この場合に made an effect は自然な組み合わせではありません。結果への影響を述べるには have an effect on、過去形では had を使います。正しく使えている on attendance は残し、動詞だけ直します。

出席状況が改善したなら、より直接的に:

The new timetable improved attendance.

この形は短く、改善を直接示しています。毎回名詞 effect を使う必要はありません。伝えたい意味を保ち、意図した以上に強い主張へ変えないようにしてください。

似た構文をhave an impactで無料で練習できます。具体的な変化について書き、何に影響したかを示しましょう。

学習中の語で、どのようなフィードバックが得られるか試してみてください。

LetsWordsのフィードバックを試す

例2:主張の強さを変えるmayとwill

修正前: Flexible hours will improve every employee’s productivity.
可能性を表すなら: Flexible hours may improve productivity for some employees.

一文目は、すべての従業員に結果が生じると言い切っています。可能性を述べたいなら、will と every では強すぎます。二文目は、確実性と対象の範囲の両方を変えています。

何でも弱く言えばよい、という規則ではありません。データや状況から確かな事実を述べられるなら、may、might、possibly を重ねて曖昧にする必要はありません。主張の強さに表現を合わせます。

cause、contribute to、be associated with も区別してください。これらは異なる関係を示します。学術的に見せようとして、関連性を、証明された因果関係に変えてはいけません。

例3:語形を選ぶsignificantとsignificantly

修正前: The number of users showed a significantly increase.
修正後: The number of users showed a significant increase.

名詞 increase の前には、形容詞 significant が必要です。文の形を変えると、副詞が適切になります。

The number of users increased significantly.

このような組は、文のどこに置くかと一緒に学びます。意味を知っていても、書くときに、より見慣れた significantly を無意識に選んでしまうなら、まだ練習が必要です。

また、significant は何にでも付けられる強調語ではありません。難しく聞こえるという理由で、小さな変化を significant と呼ばないようにしましょう。観察した変化の大きさに表現を合わせることも、正確さの一部です。

類義語を機械的に置き換えず、語彙を増やす

知っている語を一つ選び、その文で何を意味しているかを考えます。Important なら、必要条件、大きな影響、優先度の高さなどを指す場合があります。内容に応じて essential、influential、a priority が合うこともありますが、必要な構文は異なります。

important — essential — crucial — vital と並べるだけで、四つとも使えるようになるわけではありません。それぞれに意味、周囲の形、例が必要です。どんな文脈でも入れ替えられると考えているなら、まだ違いを学べていません。

make progress、meet a deadline、raise awareness のように、思い出す際に組み合わせを間違えやすい表現を練習してください。raise awarenessでは、一文を無料で確認し、知ってもらいたい問題と表現をどうつなぐかを確かめられます。

テーマ別にはどの語彙を学ぶか

IELTSでは、教育、健康、技術、仕事、環境など、身近な社会的話題を論じる語が必要です。IELTSのテーマ別語彙記事を出発点にできます。関係のある話題を選び、内容を理解できる場面で組み合わせを練習しましょう。

あらゆる設問の答案を用意しようとする必要はありません。語彙は、異なる考えを表すためのものです。今日は access to education で学ぶ機会を説明し、次は同様の構文で医療や交通を論じられます。目指すのは、一つの暗記した文章に頼ることではなく、柔軟に使うことです。

頻出する七つの語彙の誤りと修正は、IELTS Writingの語彙ミスで紹介しています。

知っている語を使える表現へ変える練習

LetsWordsには、レベル別、アカデミック語彙、試験向け語彙のセットがあります。英語の語義説明を読み、一文を書き、短いフィードバックか詳しいフィードバックを選べます。場面が思いつかない場合は、指定した難しさの文を母語で受け取り、英語にすることもできます。

復習では、意味から英語を思い出し、もう一度使います。effect なら、have、時制、on の後の表現を再び選ぶ必要があります。訳を答えるカードだけでは、この選択は確認できません。LetsWordsは、実際に書いた一文を確認します。答案での表現の使い方は、IELTS Writingの語彙にも例があります。

その後はLetsWordsのIELTS Writingで、一つの評価基準に絞った短い文章から、答案全体へのフィードバックへ進めます。Band 7を目指す語彙対策では、答案を弱めている組み合わせ、意味、語形を直しましょう。短い文で使い、復習で定着させ、Writingに応用します。対策を始めると、支払い前にフィードバックを試せます。

語彙の練習を始める

レベルと目的に合った英語を練習し、添削と間違いの日本語での解説を受けられます。